HIV/エイズの基礎知識

HIV感染からエイズ発症、治療について

HIVとエイズ(AIDS)ってどう違うの?

それぞれを日本語にすると、次のような名前がついています。

HIV=ヒト免疫不全ウイルス

エイズ(AIDS)=後天性免疫不全症候群

HIV(エイチアイブイ)はウイルスの名前

エイズはHIVに感染することによって発症する病気のことを指します。

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HIVって何?

ヒトの体を様々な細菌やウイルスから守る機能を免疫と呼びますが、HIVは免疫の働きを助ける役目を持つTリンパ球CD4陽性細胞に感染し、破壊するウイルスなのです。

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エイズって何?

ヒトの体の中のHIVが増えてくると同時に、免疫細胞が徐々に減っていきます。

そうすると、体の免疫力が低下して、健康な状態ではかからない様々な病気にかかりやすくなります。病気には「ニューモシスチス肺炎」などの代表的な病気が23個決められていて、それらの1個以上を発症した状態をエイズと呼びます。

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すぐにエイズを発症するの?

HIVに感染したからといってすぐにエイズを発症するわけではありません

HIVに感染してからエイズを発症するまでには具体的には図のようにいくつかの期間に分けられます。

HIV感染からエイズ発症までの流れ

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感染初期にはHIVのウイルスが急激に増加します。

その後、ウイルスの量は一旦減り、無症状期と呼ばれる状態に入ります。この期間は個人差もありますが、数年~10年程度あります。

ただ、この期間にもウイルスは増加しており、相手にも感染させる可能性があります。

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感染初期にはどんな症状がでるの?

感染初期には初期症状としてインフルエンザに似た症状(39~40℃の発熱など)が出ることがあります。HIVに感染してから約2週間後に発症し、数日~数週間後には治まります。

ただし、人によって差があり、必ずしも初期症状があるわけではないし、たとえ発熱があったとしても、単なる風邪だったということも多く、それだけでHIVに感染したと判断することは出来ません

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どうやって感染するの?

HIVは感染力がとても弱いウイルスで空気や水に触れれば、感染力を失います。

そのため、日常生活で感染することはありません

感染の可能性がある事柄として、次のような3つの経路があります。

HIVの感染経路

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上記の感染経路の中でも、報告されている感染のほとんどは性感染(セックス)によるもので占めています

セックスによる感染経路

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セックスの時に感染力のある体液が、粘膜に直接ふれると感染する可能性があります。

「実際にどんな行為で感染するの?」「こんなことしたけど、これって大丈夫?」というときは、感染経路Check! ページを見るか、

電話相談を利用してみてください。

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どうしたら感染している事がわかる?

HIVに感染してもエイズを発症するまでは無症状のため、自分はもちろん、相手が感染しているかどうかも見た目じゃわかりません

なので、感染しているかどうかを知るには、HIV検査を受けるという方法があります。

「検査ってどんなもの?」「どこでやっているの?」「行きたいけど不安…」といった場合は検査のいろいろ ページ見てください。

それでもわからないことがあったら電話相談してみましょう。

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HIVに感染しても治る?

今のところ完治することは出来ません。

ただ、現在は治療方法や薬がとても進歩しているので、薬を飲み続ければ、エイズの発症を抑え、それまでと変わらない生活ができます

またエイズを発症しても治療をすれば、HIVに感染している状態に戻すことができます。エイズ(AIDS)=死ぬ病気ではありません

しかもHIVの研究が日々進歩しているうえ、より効果的な薬が出てきています。将来的には完治させることが出来るようになるかもしれません。

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どれくらいの人が感染しているの?

日本では2012年末までで、HIV感染者数は14,706人エイズ患者は6,719人、また薬害エイズ被害者など1,439人を合わせると合計で22,864人が報告されています。

2012年の1年間、新たにHIVに感染していることがわかった人は1,499人であり、ここ数年は1,500人単位で年々増加しています。

大阪では1年間、新たにHIVに感染していることがわかった人は266人(2010年)と、3日に2人のペースで増加しています。

用語集

HIV感染者(HIVに感染したが、エイズ(AIDS)を発症していない人)

エイズ患者(HIVに感染し、エイズ(AIDS)を発症している人)

HIV陽性者(HIV感染者とエイズ患者を分けず、HIVに感染している全ての人の総称)

大阪府のHIV感染者およびAIDS患者の年次推移

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どうやって予防すればいいの?

このように増加しているのは、「自分には関係ない」「自分は大丈夫」と思い込んでいる人が多いからと言われています。

以前に比べてテレビなどでHIVやエイズの話題は聞かなくなりました。でも、実際にはHIVに感染している人は年々増えています。

予防は、自分や大切な人のためにも「意外と自分の身近にあるコト」と気づくことから始まります。

実際に、どうすればいいのか、どんな方法があるのか、は「予防のアレコレ」のページを見て下さい。